2021年5月31日
2021年6月度の多摩市議会本会議に向け、私は次の一般質問を行います。

  • 1.新型コロナ感染症への市民の不安と行政との信頼関係
  • 2.中学校不登校特例校について


質問内容


1.新型コロナ感染症への市民の不安と行政との信頼関係

(1)多摩市役所職員の先行優先接種について
  • ① 多摩市の接種会場での市の考える感染リスク回避の基準について
    先行優先接種を受けた市職員の予防接種業務の従事の頻度などの実態と、ワクチン接種以外のその感染リスク回避の具体的な手立てについて、市民の方々にも分かりやすくご説明ください。
  • ② 多摩市と都内他地区の接種会場での感染リスク回避の手立ての違いについて
    多摩市以外の自治体での予防接種従事職員への感染リスク回避の方法について、多摩市以上の感染対策を行っている自治体があれば、お教えください。
  • ③ 他自治体に住所がある優先接種職員の内訳と2回目の接種予定について
    多摩市以外に住所がある場合、職員の優先接種の実態と他の自治体の連携の仕組みはどのようにしているのか、そして接種の2回目の予定についてお教えください。
  • ④ ワクチンの廃棄を避けるための体制の整備について
    新潟県三条市のように、キャンセル発生時に感染予防上の必要性が高いオリンピック・パラリンピックに引率する教員や、保育士・学童クラブなどの休むに休めない職員や、受験や修学旅行を控え た学生などへの接種の可能性と、さらに貴重なワクチンを1㏄でも無駄にしないために多摩市の考えや具体的な方策を伺います。

(2)市職員の感染予防の自覚と行動について
  • ① 多摩市職員の感染予防についてのガイドラインや規律について
    職員の方々は休日出勤して病院でワクチンを接種したとお聞きしていますが、これまで多摩市の正規・非正規を問わず職員への新型コロナウィルス感染予防のガイドラインや規律、業務に従事するために338人の職員の方々が休日出勤をしてワクチン接種をしなくてはいけないほどマンパワーが不足しているのか、また予防接種後体調が優れないとか副反応があるなどの場合の責任の所在など、どのようなものがありどのように整理されているのか伺います。
  • ② エッセンシャルワーカーとしての市役所職員の自覚の在り方について
    日頃の市職員の方々の対応や仕事の様子を見て、市民の方々は市職員の先行接種に対してアンビバレントな感情であったと思います。このコロナ禍で市民が苦しんでいる時に「あゆみ(Tama City Hall Staff Magazine)」新人職員歓迎特集号の内容について市長の見解を伺います。

(3)新型コロナウイルス感染拡大に伴う定期予防接種の期間の延長について
  • ①子どもの予防接種の対応状況について伺います。
  • ②高齢者肺炎球菌予防接種の対応状況について伺います。
  • ③接種費用償還払い等の対応状況について伺います。

(4)コロナ禍においての地域公共交通再編実施計画について
  • ①新しい生活様式の変化動向により新たに発見できた課題などもあると思います。他の自治体ではワクチン接種会場までの交通費を補助するなどを行っています。地域公共交通再編実施計画の進捗状況を伺います。
  • ②多摩エリアのMaaS実証実験は、コロナ禍で「生活利便性の向上」「エリアの魅力発信」などはどのように進んでいるのか、また変化しているのか伺います。

(5)新型コロナウイルス感染症を踏まえた新しい避難対策について
  • ①2021年は、記録的に早い梅雨に入りました。梅の実が熟する頃の梅雨ですが、黴雨とも書きます。気温湿度も高くなり食中毒に注意する季節と同時に線状降水帯が形成され大雨が降ることが懸念されます。多摩市では、昨年も行われた避難所の訓練ですが、第二弾、新型コロナウイルス感染症を踏まえた新しい避難対策については、どのような方法で市民の方々に周知し、どのくらい市民の方々が理解しているか伺います。

2.中学校不登校特例校について

(1)世界で不登校や学校不適応は長年の課題になっています。しかし、すでに数を減らせばよいという時代ではありません。学校が本人に合わせるオーダーメイドの教育が必要だと思います。先行する日本だけでなく世界でそうした成果を上げている不登校の教育事例とその分析からはどんな学校や施設やネットワークが必要なのか、これまでの多摩市の先行研究成果を具体的にお教えください。

(2)不登校特例校は、不登校を克服する、すなわち以前の学校復帰を目指すのか、それとも本人にあった教育を受け続けることが可能なのか伺います。


資料要求

①東京都小中学校不登校出現率調査結果過去5年
②多摩市小中学校不登校出現率調査結果過去5年
③2(1)に関連して、いじめの少ない国のランキング及び参考にした事例
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