2020年3月26日
2020年3月度の多摩市議会本会議に向け、私は次の一般質問を行います。

  • 1.平成25年11月の「多摩市公共施設の見直し方針と行動プログラム」と現在の方針について
  • 2.多摩市が進めるグローバル教育とオリンピック・パラリンピックのレガシーについて


質問内容


1.平成25年11月の「多摩市公共施設の見直し方針と行動プログラム」と現在の方針について

2平成25年11月に多摩市公共施設の見直し方針と行動プログラムが「少子化・超高齢化社会に向けた持続可能なまちづくりのために」ということで策定されました。
目標は公共施設にかかる負担を次世代に先送りしない行政運営の実現(存廃を含む大幅な施設の見直し)。この当時の多摩市の現状と課題では平成11年度をピークに市税収入が減少し、その反面、本市の重点施策である子育て支援対策、生活保護や医療にかかる経費などの社会保障に対する支出は平成21年度から急増しています。そのため平成22年度から3年連続で臨時財政対策債を借り入れて不足分を補ってきました。一方、他市より高度に整備された公共施設は、本来は不具合が出る前に対策を講じる計画的な予防保全型の維持管理が望まれました。しかし平成25年当時の財政状況では不具合が出てから対応する事後保全型にならざるを得ない状況でしたと書かれています。 上記内容を踏まえ以下、質問いたします。

(1) 現在の社会経済情勢等の変化は平成25年当時の予想通りなのか。人口推移、財政状況、施設の需要供給等について伺います。

(2) 社会経済情勢等の変化を踏まえ今後の図書館の在り方について地域館と学校図書館と本館の役割や連携について伺います。

(3) 図書館本館再整備基本計画の環境整備と換気システムの具体的な内容、エアコンの台数や室温管理の仕方について伺います。

(4) 多摩センター駅やモノレールの駅から図書館までと館内の動線について、障害をお持ちの方や高齢者、お子様連れの親子さんなどへの具体的な配慮を伺います。

(5) 障害をお持ちの方が気軽に図書館を利用することができるように図書館が収集する点字図書、録音図書等の考え方について伺います。

(6) 敷地測量と地下埋設物による建物への影響と対応について伺います。。

2.多摩市が進めるグローバル教育とオリンピック・パラリンピックのレガシーについて

(1) 多摩市はESDによる教育の国際化や英語教育に取り組み、優れた教育をしていると評価されていると思いますが、市長の自己評価とその理由・根拠について伺います。

(2) 今後、市ではアイスランド共和国との交流が求められます。一時的なお祭り騒ぎでなくオリンピック・パラリンピック以降のレガシーこそ大事だと考えますが、市長がレガシーとして考えるその内容とそれに関連する全ての担当部署が何をするのか伺います。

(3) アイスランドの子ども達と交流を深めるために具体的にどのようなことが可能か、また、今後現地視察などは考えているのかを伺います。

(4) 様々な自治体では児童生徒の海外派遣の実施、修学旅行や留学などをする取り組みが広がっています。都内各区、市の実態や動向と多摩市の今後の取り組み、可能性について具体的に伺います。


資料要求

①中央公園の地下埋設物の図面

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