2023年9月4日
2023年9月度の多摩市議会本会議にて、私は次の一般質問を行いました。

 1    総合計画と自治基本条例
2    第六次多摩市総合計画における子育て支援策と目指すまちの姿


質問内容


1  総合計画と自治基本条例

 これまでの総合計画については、地方自治法第 2 条第4項に規定され市町村に対して総合計画の「基本構想」について、議会の議決を経て定めることが義務付けされていましたが、国の地域主権改革の下、平成23年5月2日に「地方自治法の一部を改正する法律」が公布されました。基本構想の法的な策定義務がなくなり、策定及び議会の議決を経るかどうかは、市の独自の判断に委ねられることになりました。多摩市では、地方自治法第96条第2項の規定に基づき基本構想を策定、変更または廃止するにあたっては、議会の議決をとることを定める条例を制定しました。総合計画と自治基本条例について、以下質問いたします。

(1) 総合計画の法的な位置づけと自治基本条例における総合計画策定の位置づけについて伺います。

(2)総合計画の目的と課題について伺います。

(3)第三次以降の多摩市総合計画の計画期間における整合性と予算との連動はどのように確保されているのか伺います。

(4)総合計画を策定することが目的なのではなく、マネジメントサイクルPDCAをしっかりと実行されていることが大切です。第三次以降の総合計画の検証と評価はどのように行われているのか、その仕組みを伺います。

(5)前の総合計画をどのように総括し、新たな計画に反映しているのか伺います。

(6)総合計画の審議会の答申について、法的根拠はどのようになっているのか伺います。

(7)第五次多摩市総合計画の「70の施策の方向性 」を進めた結果、その実効性はどうであったのか伺います。


2  第六次多摩市総合計画における子育て支援策と目指すまちの姿

 今後の多摩市の方向性を示す第六次総合計画は、ちょうど今後の政府の子育て政策や多摩市の人口の変化などとも呼応する計画だとお聞きしますが、近隣市から大きく遅れをとっている児童発達支援センターの計画の詳細については、いまだ明らかにされて おり ません。現在、場所は市の複合施設の「かけはし」を候補に考えているとお聞きしますが、一年以上立ち止まってしまった不登校特例校の場所の問題もあります。子育て広場「オリーブ」ができた今としては、虐待対応や子育て相談などで、子ども 家庭 支援センターの充実なども急務であると考えます。また、豊ヶ丘の複合施設をはじめ、市役所本庁舎や多摩第三小学校や給食センターの建て替えもあり、様々な大規模改修も予定されています。これからの取り組みについて以下、質問いたします。

(1) “子ども真ん中”は言葉だけではなく、第6次多摩市総合計画の策定前に、子どもに関わる施設整備方針や計画をきちんと整理して市民や市議会に明示すべきと考えますが、市はなぜ具体的にお示しいただけないのか、伺います。

(2)第五次総合計画の中で、コロナの影響で達成できなかった施策等について伺います。

(3)第五次総合計画第3期基本計画の中のコロナ禍の3年間の検証と評価について、 各施策における各種審議会等にどのようにフィードバックしているのか伺います。

(4)第 三 次多摩市総合計画から高齢者福祉施策の展開は様々な環境整備をしてきていますが、高齢化の進んだ現状の課題を伺います。

(5)BPR・RPAの取り組みや、RESASの活用を進めたことについて、その評価と課題、今後の取り組みについて伺います。



資料要求

① 毎年作成する冊子の種類と数量
② 数年に一度作成する冊子の種類と数量

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