2023年12月7日
2023年12月度の多摩市議会本会議にて、私は次の一般質問を行いました。

 1  環境省第六次環境基本計画策定に向けた中間取りまとめに対する多摩市の対応について
2  多摩市の2030年までのCO2削減の取り組み


質問内容


1  環境省第六次環境基本計画策定に向けた中間取りまとめに対する多摩市の対応について

 環境省中央環境審議会総合政策部会は、今年、第六次環境基本計画策定に関しての中間取りまとめを公表しました。今後、答申案作成に向けた審議の過程で、去る10月3日から11月2日まで、国民に向けて任意の中間報告に対する意見募集を行いました。この機会を捉え、多摩市みどりの環境基本計画における施策の方向性と具体策の進捗状況等について、以下質問いたします。

(1) 環境省の中間報告に対して、多摩市としての受け止め、そして、どのような影響がありえるのか、伺います。

(2)多摩市みどりの環境基本計画における個別施策の進捗とのすり合わせが必要な課題は何か、伺います。

(3)環境省と文部科学省は「ESD 推進ネットワーク」を共同運営しています。「SDGs 達成の鍵」とされているESD に関わる学校・団体・企業などありますが、多摩市の現状と成果と課題を伺います。

(4)多摩市の公共建築物における環境配慮基準や環境配慮方針について伺います。


2  多摩市の2030年までのCO2削減の取り組み

 世界で去年(2022 年)1 年間に観測された二酸化炭素など、主な温室効果ガスの大気中の濃度が過去最高を更新したことがわかりました。WMOWMO=世界気象機関の「温室効果ガス世界資料センター」における解析では、世界の去年1 年間の大気中における二酸化炭素の平均濃度はおよそ417.9ppm で、観測史上最高でした。一昨年(2021 年)の値を2.2ppm 上回りました。1年間の二酸化炭素の平均濃度は、解析が始まった1984 年以降、毎年記録を更新し続けています。また、二酸化炭素と同様に、主な温室効果ガスであるメタンと一酸化二窒素もそれぞれ観測史上最高の値を更新しました。多摩市の今までの取り組みと今後について、以下、質問いたします。

(1)多摩市気候非常事態宣言以降に多摩市が独自に取り組まれた施策を伺います。

(2)新しい国民運動として「デコ活」について、多摩市役所をはじめとする多摩市内の取組や具体的な多摩市の施策を伺います。

(3)2030 年のカーボンハーフへの目処は、どの様な計画と実際の乖離があるのか伺います。

(4)学校などを含む公共施設で、冷房化と断熱化の予定を伺います。

(5)YouTube などで市長や環境政策の担当は、市民の理解啓発を積極的に訴える必要があると思いますが、今後の計画を伺います。



資料要求

① 令和6 年度のデコ活のおおよその予算額はいくら位か。
② 令和6 年度の環境部全体のおおよその予算額はいくら位か。

back to to@